３．やってもいい卒業旅行
以下では、「やってもいい卒業旅行」を３パターンほど紹介します。ただし、リスクの高い行為を避けるだけで「感染しない」とは言っていないのでその辺はご留意ください。また、前のページで挙げたリスクの高い行為は徹底的に避けてください。その辺の責任は一切負いません。
また、基本的には近場で済ますことが求められます。できれば都道府県内、遠くて隣県程度に。万が一のとき、他地域の医療をひっ迫させてしまってはダメです。
それでは紹介に移ります。
①一人旅
何をしてもかまいません。ただし、近くで自分とは関係のない集団がマスクなしで騒いでいたら、自分がまきこみ事故を食らう可能性もあります。
したがって、公共交通機関の利用時や屋内ではマスク着用を徹底し、食事の際にもテイクアウトを利用するとか落ち着いた雰囲気の飲食店を利用するとか、混み合う時間帯は避けるとか……、そういった対応は必要です。特に、あなたが実家暮らしの場合はめちゃくちゃ気を付けてください。
とはいえ、複数人で行くよりはずっと安全です。
②食事を避けた日帰り旅行
それでも複数人で旅行したい、と思うなら、食事を避けた小旅行をおすすめします。個人的には、改めて自分の暮らしている場所の周囲をみんなでお散歩してみるのもいいんじゃないかと。そうでなくとも、景色のいいところまでちょっとドライブするとか、そういうのもアリ。
マスクを外しておしゃべりしてしまうのが危険ですので、食事はしないでください。とはいえ、みんなが本当に黙って食べられるのなら構いません。お出かけの前にルールを決めて。
③どうしても宿泊したいなら、部屋を分けて
「いやいや、旅行といえば泊まりでしょ！」って人も多いはず。そんな方は、部屋を１人ずつに分けてホテルを予約するのがおすすめです。
また、泊まりの場合も、食事を一緒にとるのは避けてください。例えば、旅行先でおいしそうなグルメをテイクアウトして、１人１人が自分の部屋で食べるとか。そういった対策が必須です。
楽しくないかもしれないけど
「なんにも楽しくなさそう」、と思うかもしれません。でも、「自粛して」と言われているのに卒業旅行に行くのならば、これくらいの覚悟が求められるんです。
卒業旅行は一生にそう何度もできるものじゃない。だから正直、筆者は「みんな行くべきだ」と思ってます(自分が行くかは決めてませんし、行くとしても上記に沿った形を採ります)。
自分が勧めた限りは、卒業旅行で感染が拡大したなんてことがあってはいけないわけです。みなさん、マジで行くならリスクは避けてください。お願いします。
追記
「卒業旅行に行けなかったから」、とかいって飲み会するのはマジ最悪です。それを避けてほしいので、できる限りの対策をしたうえで旅行してほしいってのもあります。
