本当にどこからでも間に合うのか
検証はこれで終わりではない。
“本当に日本中どこからでも阪大の3限には間に合うのか?”
“いくら山形からでも間に合うとはいえ、「どこからでも」は怪しいのではないか”
実は余裕なんですよ。
結論から言うと、割とどこからでも阪大の3限には間に合う。しかも、全国どこの大学でもできるわけではなく、阪大に限られる。
なぜ間に合うのか
ポイントは2つある。
一つはもちろん、「3限の授業への出席」という条件が比較的ユルイ点だ。
しかし、もう一つがスゴイ。コレを知ると、大阪大学に進学して良かったと感じられるだろう。
大阪大学はめちゃくちゃ空港に近い。
大阪大学豊中キャンパスから大阪空港(伊丹空港)までは、柴原阪大前駅からモノレールでわずか2駅。歩いても30分強くらいで空港に行けてしまう。
大阪空港には、日本中あらゆる場所から飛行機がやってくる。
したがって、「大阪空港にお昼前に着くような飛行機」に乗れば、全国どこからでも問題なく阪大の3限には出席できるのだ。
ね、ビックリでしょ。
(もちろん、空港が無い離島や山間部だと厳しいかもしれない。そのへんは大目に見てほしい)
そこで、だ。みなさんはこう思うだろう。
「なんでお前、新幹線使ったの?」
ご明察。今回新幹線を使ったのには理由がある。
そこから鉄道とバスだけを使った場合、大阪大学の3限に間に合わない都道府県がごく少数存在する。それを伝えたかったのだ。
そこから純粋に鉄道だけを使った場合、13:00まで大阪大学辿り着けない都道府県は……
- 北海道
- 秋田県
- 沖縄県
の3つだけ。
残念ながら、この3県に実家がある人は、空港から飛行機に乗る以外の選択肢がない。さもなくば、3限に遅刻することになる……。
(余談にはなるが、秋田県の南隣に位置する山形県は、“鉄道だけを使って大阪大学の3限の授業に出席できる日本海側の北限”にあたる。どうでもいいけど)
結論:阪大の3限には、日本中どこからでも出席できる
大阪大学の3限の授業には、日本全国どこからでも出席することができる。これはおそらく全国でも阪大だけだと思う。
それは、日本中に高速交通網が整備されているからであり、なおかつ、大阪大学豊中キャンパスが極めて空港に近いからだ。さらに言えば、新幹線の新大阪駅も決して阪大から遠いわけでもない。
色々な条件が重なって、阪大の3限が非常にアクセスしやすい授業となっているのだ。
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そしてもう一つ、みなさんに考えていただきたいことがある。
“みなさんは、ちゃんと実家に顔を出していますか?”
一説によると、親元を離れてからの人生で親の顔を見る時間は、これまでの人生の約半分になるのだと言う。
それなのに、何かと理由をつけて帰省しなくなる人がいる。
もちろん、家庭環境の問題ならば仕方ない。
疑問に思うのは、家族仲が良好なのに「遠いから」と理由をつけて中々帰省しない人の存在だ。せっかく帰省したのに、「バイトや授業があるから」と早めに一人暮らしへカムバックしてしまう人の存在だ。
今回の検証では、【阪大の3限の授業には、日本全国どこからでも出席できる説】を証明できた。
証明されてしまった以上、大阪から(特に阪大周辺から)「実家が遠い」なんて、実家から「阪大が遠い」なんて、もはや詭弁になってしまう。
“いつまでも、あると思うな親と金”
家族は、一人で暮らしている阪大生のキミに会いたがっている。そして、『一秒でも長く一緒に過ごしたい』と思っている。
たまには帰って、地元の家族や友人に顔を見せよう。そして、授業ギリギリに帰ってこよう。
なんせ、阪大の3限の授業には、日本中どこからでも出席できるのだから。